賃貸の原状回復・退去前の補修壁の穴・クロスの破れ・建具の傷による、退去前の補修と負担範囲の相談

退去の日が近づいて、壁の穴やクロスの破れが急に気になりだす。立ち会いで出てきた見積もりの金額に驚く。賃貸を出るときのこの話は、南アルプス市でもよくご相談をいただきます。

筑波工芸は南アルプス市の大工です。原状回復の補修もしますが、その前に 「そこは本当に自分が払う場所なのか」 を一緒に見ます。直さなくていい場所なら、そう言います。

いちばん多いのは、アパートやマンションの一室、2DK程度までの原状回復です。壁の穴、擦り傷、クロスの部分補修、建具の調整。そういう細かいところをきれいに直す仕事を数多く承っています。退去される方ご本人からのご依頼と、物件のオーナーさま・管理会社さまからのご依頼、どちらも同じように対応します。



🔨 こんなお悩みはありませんか?
  • 退去前に、壁の穴を直しておきたい
  • 立ち会いで言われた金額が、高いのか安いのか分からない
  • 画鋲の穴まで請求されそうで不安
  • 子どもがつけた傷を、どこまで直せばいいのか分からない
  • 引っ越しの日までに間に合わせたい


原状回復は「借りたときの状態に戻すこと」ではありません

ここを勘違いしていると、払わなくていいお金まで払うことになります。国土交通省のガイドラインでは、原状回復はこう決められています。

「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」

むずかしい言い方ですが、要するに ふつうに住んでいて自然にへたった分は、借りた人の負担ではない ということです。年数がたって色があせた、家具を置いた床がへこんだ。こういうものは家賃の中に含まれているという考え方で、大家さん側の負担になります。2020年に変わった民法でも、通常の使い方による傷みと経年変化は借りた人の原状回復義務に入らない、とはっきり書かれました。

※「現状回復」と書かれることもありますが、正しくは「原状回復」です。もとの状態、という意味の言葉です。

大家さん負担
画鋲・ピンの穴

ポスターやカレンダーを留めた程度の穴です。下地のボードを張り替えなくても直せる範囲なので、ガイドラインでは大家さん側の負担とされています。無理に埋めないほうがいい場合もあります。

借りた人の負担
釘・ネジの穴

棚やテレビなど、重いものを掛けるためにあけた穴です。下地のボードを張り替えないと直らない大きさになると、借りた人の負担になります。同じ「壁の穴」でも、画鋲とはここで線が引かれます。

大家さん負担
日焼けによる変色

日が当たってクロスが黄ばんだ、畳が焼けた。日照などの自然現象によるものは、住んでいれば必ず起きることなので大家さん側の負担です。

借りた人の負担
結露の放置・タバコのヤニ

結露が出ていたのに拭かずに放置して壁が腐った、室内でタバコを吸ってヤニと臭いがついた。手入れを怠ったこと・通常の使い方を超えたことが原因なので、借りた人の負担になります。



クロスは6年で価値が1円になります

もうひとつ知っておくと得なのが、年数によって負担が減っていくという考え方です。ガイドラインでは、クロスやカーペットは 6年住むと価値が1円になる ものとして計算します。

つまり、6年住んだ部屋のクロスを破ってしまっても、張り替え代の全額を請求される話にはなりません。3年住んでいれば、おおよそ半分ということです。「新品に戻す代金を全部払う」ものではないと覚えておいてください。

ただし、このガイドラインは国が示した目安であって、法律そのものではありません。契約書に特約が書かれていて、そちらが通ることもあります。まず契約書を読み返してください。それでも納得できないときは、下の窓口が無料で相談に乗ってくれます。

南アルプス市消費生活センター:055-282-7323(南アルプス市役所 新館1階 市民活動支援課内/月曜〜金曜 午前9時〜正午・午後1時〜午後4時、祝日と年末年始は除く) ※全国共通の消費者ホットライン「188」(局番なし)でも、近くの相談窓口につながります。


自分で直す前に、一度止まってください

市販の補修材で埋めたら、かえって目立ってしまった。パテを盛りすぎて、壁が波打ってしまった。直そうとして、直す範囲を広げてしまったご相談を実際に受けています。小さな画鋲の穴なら、そのままにしておくほうがいいことも多いです。

それに、原状回復は本来、退去のときに大家さん・管理会社と話し合って精算するものです。黙って工事をすると、それ自体が別のもめごとになることがあります。手を入れる前に、契約書と管理会社に確認してください。確認の仕方が分からなければ、そこからご相談いただいて構いません。



原状回復の補修の料金の目安

作業内容目安料金(税込)
ご相談・見積書を見ての意見無料
現地調査・お見積り無料
小さな穴(ビス・釘穴レベル)の補修5,500円〜
クロスの部分補修(剥がれ・小さな破れ)5,500円〜
巾木の部分交換(1箇所・1〜2m程度)8,800円〜
建具の削り調整(1枚)8,800円〜
ドアノブ・錠前の交換11,000円〜
網戸本体の交換(1枚)13,200円〜
コブシ大程度の穴(下地補修+クロス)16,500円〜
クロス1面張り替え(6畳1面)16,500円〜
フローリング部分張り替え(1〜3枚)16,500円〜
大きな穴(石膏ボード交換+クロス)27,500円〜
クッションフロアの張り替え(6畳)55,000円〜
クロス1部屋まるごと(6畳・壁4面)55,000円〜
すべて税込です。現地調査・お見積りは無料です。退去日が決まっている場合は、日程を優先して組みます。まず日にちだけでもお知らせください。


よくある質問

  • 退去まで1週間しかありません。間に合いますか?
    穴の補修やクロスの部分補修なら、その場で終わることがほとんどです。1部屋まるごとの張り替えになると数日いただきます。まず退去日を教えてください。間に合わないときは、間に合わないと最初にお伝えします。
  • 大家さんに黙って自分で直していいですか?
    おすすめしません。原状回復は退去のときに精算するのが基本で、勝手に工事をすると「元より状態が悪くなった」と言われる可能性があります。契約書を確認して、管理会社に一報を入れてからにしてください。
  • 管理会社の見積書が高い気がします。見てもらえますか?
    見るのは無料です。工事の中身と金額が釣り合っているか、分かる範囲でお伝えします。ただし 交渉の代行や法律の相談はできません。金額に納得できない場合は、上に書いた消費生活センターにご相談ください。
  • 画鋲の穴は直したほうがいいですか?
    ガイドラインの考え方では大家さん側の負担にあたる範囲なので、触らないほうがいいことが多いです。中途半端に埋めると、かえって目立って範囲が広がります。数と場所を見てからお伝えします。
  • アパートのオーナーです。退去後の部屋をまとめて頼めますか?
    はい。アパートやマンションの一室、2DK程度までの原状回復をよく承っています。壁の穴、擦り傷、クロスの部分補修、建具の調整といった細かい補修をまとめて片付けます。次の入居者が決まっている場合は、その日程に合わせて組みます。管理会社さま経由のご依頼も同じように対応します。


ご相談から工事までの流れ

  1. お電話またはLINEでご連絡退去日と、気になっている場所を教えてください。LINEで壁や床の写真、管理会社の見積書を送っていただけると話が早いです。
  2. 現地確認(無料)実際に見て、直したほうがいい場所と、直さなくていい場所を分けてお伝えします。金額もその場でおおよそお出しします。
  3. お見積り・日程の調整退去日から逆算して日程を組みます。引っ越し作業と重ならないように調整します。
  4. 補修・完了作業のあと、実際に見ていただいてから完了です。立ち会いで説明できるよう、直した内容を書面でお渡しすることもできます。


南アルプス市の小さなリフォームは筑波工芸へお任せください

見積もりから施工まで全て代表の小松が対応させていただきます。小さな取り付け工事から応急処置にも対応しています。「お客様の家を自分の家のように丁寧に扱い、見えないところだからこそ手抜きをしない」を理念に掲げています。

  • 直さなくていい場所は「直さなくていい」とお伝えします。工事を増やしません。
  • 穴1か所だけのご依頼でも構いません。
  • 退去日が決まっている工事は、日程を優先して組みます。
  • 管理会社の見積書を見ての意見は無料です。ただし交渉の代行や法律の相談は行いません。
  • アパート・マンションの一室の原状回復を、オーナーさま・管理会社さまからも承っています。
対応エリア:南アルプス市・甲斐市・甲府市・韮崎市・昭和町・中央市 ※地域密着で活動しているため、上記以外の対応地域は場所や時期によって出張費がかかります。お気軽にご相談ください。




まずはお気軽にご相談ください

現地調査・お見積りはすべて無料です。LINEで写真を送っていただければ概算もお出しできます。うちで手が届かない部分も、付き合いのある専門業者と一緒に進めます。

電話に出られない場合は折り返しご連絡します|メール・LINEは24時間受付